映画と言いつつDVD鑑賞が大半。
観て来ました!
空腹時に観に行ったせいもあって、大変大変、甘いものが食べたくなる映画でした。コスプレ!コスプレ!豪華セット!という感じで、画面がとっても豪華絢爛。
フルカラーの写真集みたいなのが出たら欲しいな〜!
物語は思ったよりあっさり風味でした。全体に、物語とかなんとかよりも、とにかくディティール…て言うのかな、小道具と衣装に凝りに凝って、「当時彼女が味わった、あふれかえる豪華な食べ物や飲み物や服や靴や、そういったものに溺れきる気分」を追体験する方に重きが置かれていたような印象。(溺れて、それでも満たされない何かを抱え続けていた、という部分も含めて)
私が一番好きなシーンは<ネタバレ></ネタバレ>とか。
ちょうど帰りに立ち寄った書店で文庫を見つけたのですが、そちらはまったく違う内容でした。あっちは法廷モノなのかな?裁判でのマリー・アントワネットの答弁なんかについて書かれていました。驚いたことに非常に聡明な女性という印象を受けたので、(これほんとに意外だった。不勉強のせいだけど)あちらは機会があれば読んでみようかな。(2007/1/25)
ビッグファットとか言うからもっとものすごい変身シンデレラモノかと思いきや、単に化粧と服装とめがねが変わっただけで、正直変身後もさほど美(ゲフゴフ)だったのでとんだがっかりぼうやでした。
ストーリーはないに等しく、ひたすら「強引なギリシャ家族に、結婚相手の青年が従う」だけ。ヒロインは最初こそ相手にギリシャを押し付けようとはしないんですが、最後はもうノリノリ。
「異文化を持つ相手を受け入れる」のは「相手を自分たちのテリトリーに取り込んで同化させる」では断じてないと思うので、後半は苦痛でした。
またコメンタリーがおもんなくてねぇ…聞けばヒロインを演じた役者(話ぷりっからして脚本や監督もやったっぽい?)の体験談だとか。道理でつまらねぇはずだよ。いや、本人が脚本起こしておもしろくなる場合だってありますが、やはり日記ではないエンタメとして成立させたければ、自分自身を見つめる醒めた目、というのが必要になるのではないでしょうか。(2006/5/21)
グウィネス・パルトローがかわいかった!スタイルいいなー。
敗因はヒーローかな…いやわかるんだけど、こう…たぶんぶっちゃけ俳優が好みじゃなかったのが私の敗因です。ごめん。(2006/5/21)
いまさっきアイリーン・ウォーノスの顔写真見たんですけどスゲーソックリ根性だなシャーリーズ・セロン…!
どうやって戻したのかはいいとして、どうやって太ったんだろう…気になる。
クリスティナ・リッチも相変わらず可愛いなー。…で思ったんですけど、彼女も映画出るために体重増やしたんでしょうか。 最近彼女が出た映画って観てなくて、スリーピー・ホロウの記憶しかなかったんですけど、あんな感じでしたっけ?(まあどうでもいい)
あんま映画の感想書いてないですね。 でもあんまり感想が出るような映画ではありませんでした。「さうですか映画」とでも呼びたくなるような。(2006/5/21)
トロイとまちがえてかりた。ブラピが出てくると思ってたらいつまでたっても出てこねーの。いや別にブラピが観たくて借りたんじゃないんだけどなんか微妙な気持ちに。
すげーホモだぜと聞いていたので熱き男どもの肉体のぶつかりあいを期待したんですけど、まあそうよねギリシャじゃプラトニックよね。
つくりはもんのすごーく基本に忠実。「歴史映画のテンプレート」っていうのがあるとしたらまさにこれ、みたいな感じです。老人がかつて仕えた偉大な王について語る…っていうやつ。で、同じシーンではじまって終わるのね。
ストーリーはと言うと、ひたすら戦争しててひたすら喧嘩してるもんだから、なんつーか、しめっぽいんだか無味乾燥なんだかよくわかりません。
たぶん側近とか一緒に戦ってる将軍クラスの人間との関係をもう少しつっこんでくれたらわたしは楽しかったんだろうなあと思うんですが。掃除しながら観たのが悪かったのか。
うかつなことに、アンソニー・ホプキンスにまったく気付いてませんでした。大丈夫か自分。本当に。(2006/5/21)
ダコタ・ファニングはじめて観ました。うおーいまさら超いまさら。 それにしても怖い演技でした。ウヒョー。デニーロがかすむったら。 お話のつくりは要するに「シックスセンス」なんですが、ネタバレした後もう一度観て伏線が楽しめるつくりではなかったかな。
半分寝ながら見てたんですが、「チャーリーってまさか…」あたりから事実判明前がごっさ怖くて目が覚めました。(2006/5/21)
ミュージカルに抵抗はないんですが古いからなのかなんなのかとにかく退屈。 舞台で観たら感想は全然違うんだろうなあ。
正直教授にムカっ腹が立ってしょーがなくて、どうにもこうにも感情移入できずに困りました。ヒロインもなあ…。
まあ、成長物語、なのかな。ヒロインだけの。
負けん気が強くて向こう見ずなだけの女の子が、マナーやら語学のお勉強を通して忍従を学ぶ、みたいな。…うわーこう書くとくっだらねーな…(2006/6/11)
拷問映画でした。
あーびっくりした…もうほんと、時間数忘れたけど、延々拷問ひたすら拷問。 公開当時もまったく噂聞かなかったんですが、なるほどなーと思いました。これ聖書読んだことない人にはサッパリです。何一つ説明がない。物語としての起承転結がないので、感想の述べようがありません。
なんでだなんでだと思ってちょっとぐぐったら、監督がクリスチャンなのね…なるほど同人映画か…納得。
どうでもいいけど作中ずっとイエスが「アッバー」って言ってたんですが、聖書の原文でも彼は常に神様のことをそう呼んでたのかな。ここちょっと興味あるな。お祈りの文言を聞かれるシーンであえて出した単語、という認識だったんだけど。
ちなみにわたしはキリスト教徒じゃないですぞ。(2006/6/11)
漫画っぽいなーと思いながら観てたんですけど原作漫画だったんですね。納得。
あまりにもヒマだったので音声解説まで観ましたよ合計四時間。
洋物漫画原作だったらもっとからっとおばかな話になるのかと思いきや、コンスタンティンの設定がけっこう重めでびっくりしました。でもまあそれすらもネタちっく、ではあるんですけど。なんと言うか、言葉遊びっぽい設定。
キャラクターたちも、なんとなく見慣れた性格付け。
ガブリエルとか、「ああ、ウィングス系の漫画にいるいるこんなキャラ!」って感じで(でもそのいかにも漫画なキャラをあざとくなく演じてたあの役者さんはすごい)、観ていて微笑ましい。
ただ、キャラが立ってることによる弊害とでも言うのか、ストーリーや各キャラクターに肩入れ・感情移入はまったくできませんでした。
オチも簡単に読めるし(その予定調和が美しいんだけど)、何より、なんと言うか、感情のふり幅がどのキャラも極端に狭い!というのが原因であるように思います。
コンスタンティンはつねにローテンションだし、アンジェラもそう。ピーマンやヘネシーに至っては、感情が大きく乱れるシーンすらない。(死ぬ前の恐怖はカウント外)
それが悪いとはまったく思わないんだけど、うーん…
よくも悪くもお行儀の良い作品、という仕上がりで、ちょっと物足りませんでした。
あとは、たぶんこれ原作が長編というか長いシリーズなんだろうけど、キャラ多すぎ。減らしたみたいだけど、まだ多い。まだ削れるよこれ。
あーそうそう、キャラ立ちしまくりのキャラが大勢いるせいで、どこに焦点あわせたらいいのかわからなくて散漫な印象になってるのかも知れない。
と考えると、映画よりはむしろ、連続ドラマに向いてる作品なのかも。
でもおもしろかったです。
原作ではチャズが40代のおっさんだと聞いてウッカリ萌えてしまったことを最後に告白しておきます。(2006/5/11)
主人公やった俳優がえらく可愛くてびっくり。
ナントカジャックマンだっけ。(一時間前に検索して調べたのにこのザマですよ)
捨てられたわんこのよーなつぶらな眸がたいそう愛らしゅうございました。目の保養になりました。あとカールもよかった!伯爵も。これはキャラ萌え映画だなー。
コンスタンティンもそうなんですけど、漫画原作を映画に起こすとやっぱりどうしても、消化不良の部分が出てきちゃいますね。
作り手としては、原作のよさとか、あとはたぶん続編への色気があるから伏線だのわけありげな会話だのを入れるんでしょうけど、そもそも続編決まってもいない作品にそんなもの入れたって意味なんてない、どころか、作品の完成度をムダに下げるだけだと思うんだけどなあ。
というわけで、映画としてはイマイチ消化不良。最後にアナが死んじゃうのも、「ほんとにこれ、必要か?」って思いました。まあ、シリーズにしたいんだったら、彼女にはあそこでああしてもらうしかなかったんでしょうけど。
コンスタンティンのときも書きましたが、これもやっぱり、連ドラ向きっぽかったです。
いや、きちんとね、映画は映画として、独立した一個の作品に仕上げることはできたと思うんだけど、まあ、いまいち失敗っぽかったなあ、と。(2006/5/14)